サッカー女子W杯決勝 スペインがイングランドに勝ち初優勝 - nhk.or.jp

決勝はオーストラリアのシドニーで行われ、ともに初優勝を目指す世界ランキング6位のスペインと世界4位のイングランドが対戦しました。

スペインは前半29分、中盤でボールを奪ったあと素早く逆サイドに展開し、最後は、オーバーラップしたキャプテンでディフェンダーのオルガ・カルモナ選手が左足を振り抜いて先制ゴールを決めました。

後半もスペインが攻め込み、25分にはイングランドのペナルティーエリア内のプレーがVAR＝ビデオ・アシスタント・レフェリーの結果、ハンドと判定され、ペナルティーキックを得ましたが、イングランドのゴールキーパーの好セーブで追加点を奪うことはできませんでした。

それでも終盤のイングランドの反撃を集中した守りでしのぎきり、スペインが1対0で勝って初優勝しました。

スペインは、初出場の2015年は1次リーグで敗退、2019年はベスト16でしたが、今大会は1次リーグで日本に敗れてグループ2位での決勝トーナメント進出となったものの、細かくパスをつなぐサッカーで得点を奪う攻撃力の高さを見せて、3回目の出場で初優勝を果たしました。

一方、イングランドはここ2大会準決勝で敗れていて、今回、6回目の出場で初めて決勝に進みましたが、スペインの集中した守りの前に最後までゴールを奪えず準優勝となりました。

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