五輪連覇中の金城梨紗子自力でのパリ五輪消滅 ママで挑戦も厳しく世界女王桜井にＴフォール負け - au Webポータル

◆レスリング　◇明治杯全日本選抜選手権　第３日（１７日、東京体育館）

　世界選手権（９月・ベオグラード）代表選考を兼ねて行われ、五輪２連覇中の金城（旧姓・川井）梨紗子＝サントリー＝は準決勝で、世界女王の桜井つぐみ（育英大）に１―１１のテクニカルフォールで敗れた。自力での２４年パリ五輪出場は消滅。五輪３連覇への挑戦は、極めて厳しくなった。

　金城は連覇した東京五輪後に元レスリング選手の金城希龍さんと結婚。２２年５月に第１子となる長女を出産し、同年１０月の全日本女子オープン選手権で復帰を果たす。また、同年１２月の全日本選手権では非五輪階級の５９キロ級で優勝。五輪選考を兼ねる今大会から五輪階級の５７キロ級にエントリーした。

　階級を６８キロ級に変えて挑んだ東京五輪６２キロ級金メダリストで、妹の川井友香子（サントリー）も１６日の決勝で敗れており、姉妹そろって２４年パリ五輪出場の可能性も厳しくなった。

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