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【巨人】戸郷翔征、完投でバウアーに投げ勝つ 中継ぎ負担減らし連敗止める…9日新潟でDeNA戦 - スポーツ報知

 巨人の戸郷翔征投手(23)が8日、打倒サイ・ヤング賞右腕でチームの苦境を救う勝利を誓った。先発する9日のDeNA戦(新潟)で、超大物助っ人バウアーとの投げ合いが決まった。チームは3連敗中の5位。開幕から31試合完投がなく、11年の球団ワースト記録にもあと3に迫っている。チームは新幹線で新潟入り。リーグトップタイ4勝目を目指す右腕は「1試合でも完投すれば助けられる」と完投一番乗りに意欲を燃やした。

 サイ・ヤング賞右腕との投げ合いを前に、声が弾んだ。戸郷の前に大物が立ちはだかる。9日のDeNA戦で投げ合う相手がバウアーに決定。対戦相手が誰であっても目の前の勝利をつかみにいく姿勢は変わらないが、超一流と対戦できることには「意気に感じています。どんな投手なのか、打席にも立てるのでそれを肌で体感できるのは本当にいいこと。楽しみだなというのは本音ですね」。胸の高鳴りを抑えられない。

 強敵との対戦は、成長の糧になる。今年3月のWBC決勝では、真っ向勝負での対戦を熱望していた米国代表・トラウト(エンゼルス)から空振り三振を奪い、大きな自信をつかんだ。今回、戸郷をして「誰が何と言おうとすごい投手。理想でしかない」と語るバウアーとの投げ合いから得られる経験、自信は計り知れない。

 3連敗中の5位とチームが苦しむ中、連敗ストップを託される。「チームがあまりいい状況ではないのは分かっていますし、勝ちにつながるような投球ができれば一番」と力を込めた。

 投手主将としての責務も果たす覚悟だ。チームは開幕から31試合完投なし。球団ワーストとなる11年の34試合連続に迫る。球界全体に分業制が定着しているとはいえ、昨季88試合目の7月12日の阪神戦(甲子園)で戸郷自身が完封して以来、86試合完投がない。近年の巨人では、21年(62試合)から22年(24試合)にかけて合計86試合完投がなかった期間があったが、中継ぎへの負担も大きくなっているのは確かだ。

 今季は8回を投げ切った先発もおらず、結果として「8回の男」不在がクローズアップされている。戸郷自身も直近2試合は7回未満で降板。「(中継ぎに)負担をかけているのは先発として申し訳ない。ここ2試合は長い回を投げられていないので、1試合でも完投すれば助けられる。そこを目標に頑張っていきたい」と、役割を全うすることを誓った。

 G球場で短距離ダッシュなどを行って最終調整した。DeNAとは今季3度目の対戦。ここまでは1勝1敗ながら防御率1・35と封じ込めており「データは入っているので、自分の調子と合わせながらやっていければ」とうなずいた。新潟では初登板。バウアーとの真剣勝負を全身で楽しみながら、チームを乗せる白星をつかみにいく。(小島 和之)

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