セルティックが2年連続53度目の優勝を果たした。上位6チームによるセカンドステージ初戦。ハーツを相手にFW古橋亨梧がMF旗手怜央のアシストからゴールを奪うなど2-0で勝利。4試合を残して2位レンジャーズとの勝ち点差は13となり、栄冠を手にした。

FW古橋、前田大然、MF旗手、DF小林友希の4選手がそろって先発出場。膠着(こうちゃく)状態の前半45分、ハーツDFコクランが前田にタックル。VAR判定でレッドカードが提示された。セルティックは数的優位で後半に入った。

そして迎えた後半22分、右サイドを縦に抜けた旗手のパスから、ゴール前へ走り込んだ古橋が左足で合わせて待望のゴール。ついに均衡を破った。リーグ首位の24点目、今季公式戦通算30点に到達した。その3分後、古橋は交代でピッチから下がった。

古橋はこれでJ1ヴィッセル神戸からセルティックに移籍後、公式戦通算50点の大台にも乗せた。

セルティックは後半35分に途中出場の韓国代表FW呉賢揆(オ・ヒョンギュ)が加点し、危なげなく勝利した。

2月のスコットランドリーグ杯で宿敵レンジャーズを破り優勝しているセルティック。それに続く今季2冠目。スコットランド杯でも決勝(6月3日)に進出しており、インバーネスに勝てば3冠となる。