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WBCアメリカが準決勝へ、ベネズエラとの打ち合い制す…八回にターナー逆転満塁弾 - 読売新聞オンライン

 野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)は18日(日本時間19日)、準々決勝1試合が米マイアミで行われ、連覇を狙うアメリカがベネズエラとの打ち合いを9-7で制し2大会連続の4強入りを果たした。八回にターナー(フィリーズ)の満塁本塁打で逆転した。19日(同20日)の準決勝でキューバと対戦する。

アメリカ  300 110 040=9

ベネズエラ 200 040 100=7

 アメリカは初回、ベネズエラ先発のM・ペレス(レンジャーズ)を攻め、先頭のベッツ(ドジャース)から、5番タッカー(アストロズ)までの5連打で3点を先制。その裏、2点を返されたが、四回には3番手のガルシア(アストロズ)からベッツが犠飛を放ち、リードを2点に広げた。さらに五回にはタッカーがこの試合3安打目となる右越えソロを放った。

 六回に逆転されたが、八回にこの回から代わったキハダ(エンゼルス)から満塁の好機を迎えると、9番のターナーが左越えに満塁ホームランを放ち、逆転。九回はプレスリー(アストロズ)が3人で抑えた。

 ベネズエラは初回、ヒットのアルトゥーベ(アストロズ)を一塁に置いて3番のアラエス(マーリンズ)が2ランを放ち反撃。再び3点差とされた五回には、2番手のバード(ロッキーズ)の制球難を突き好機を作ると、21年にア・リーグの本塁打と打点の2冠を獲得したS・ペレス(ロイヤルズ)の二塁打で同点とし、アクーニャ(ブレーブス)の犠飛で勝ち越した。

 さらに七回にはアラエスがこの日2本目の本塁打を右越えに放ち、リードを2点に広げた。しかし、八回に救援陣がアメリカの強力打線につかまった。

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