大谷翔平に世界が〝心酔〟完全アウェーも敵なし塁上で交流、相手選手も一瞬でファンに宿敵、韓国戦ですら同じ状況（1/3ページ） - ZAKZAK

野球の国・地域別対抗戦、第５回ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）日本代表「侍ジャパン」が１７日、羽田空港発のチャーター機で、準決勝、決勝が行われる米フロリダ州マイアミに到着。大谷翔平投手（２８）＝エンゼルス＝は、リラックスした笑顔で決戦の地に上陸した。投打二刀流で次々と対戦チームを粉砕する大谷だが、一方で相手選手を一瞬にしてファンにしてしまうほどの人気を誇っている。〝敵なし〟とはまさにこのことだ。

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侍ジャパンを乗せたチャーター機は、未明の到着となったが、マイアミ国際空港の到着ロビーには熱心な日本人ファンの姿もあった。荷物を乗せたカートを押す大谷は、１次リーグで対戦したチェコ代表の帽子をかぶって登場した。

チェコは日本に敗れて１次リーグで敗退したものの、佐々木（ロッテ）から１６２キロの死球を受けたエスカラが直後に心配無用とばかりに全力疾走で無事をアピールしたり、敗戦後にベンチから総出で日本への祝福の拍手を送るなどスポーツマンシップに溢れた戦いぶりが称賛を集めた。大谷も感銘を受け「スポーツ選手として、一緒に試合を作っていくところにリスペクトを感じた」と称えていた。

準々決勝前の練習日には東京ドームでサイングッズなどを交換して交流。チェコ野球協会の公式ツイッターは「大谷がチェコのキャップをかぶって米国到着。大変光栄です！」と喜びとともに投稿した。

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