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阪神・井上、右翼争い佐藤輝に負けん!柵越え2発…本塁打“対決”ドラ1に軍配も - サンケイスポーツ

佐藤輝に負けちゃいられない。井上は感心しつつもバットを振った(撮影・松永渉平)

佐藤輝に負けちゃいられない。井上は感心しつつもバットを振った(撮影・松永渉平)【拡大】

 阪神・藤浪晋太郎投手(26)が29日、沖縄・宜野座で始まった先乗り合同自主トレで、ブルペンに一番乗り。今季、復活させるワインドアップで投げ「感触はよかった」と手応えを語った。高卒2年目の井上広大外野手(19)は、フリー打撃で柵越え2本。ドラフト1位・佐藤輝明内野手(21)=近大=の打撃練習を見て、闘志を燃やした。

 見るな-といわれても無理だった。打撃ケージに入る前、ティー打撃をしていた井上の視線は、自然と宜野座のグラウンドに快音を響かせる佐藤輝の方に向いていた。

 「すごいなと思いました。遠くへ飛ばす能力がやっぱり一番すごいな、と。(スイングスピードも)速いと思いました」

 佐藤輝が41スイングで4発に対して、井上は36スイングで2発。沖縄での先乗り自主トレ初日。“本塁打競争”では、佐藤輝に軍配が上がった。

 「(自主トレ中は)室内でしか打撃練習はやっていなかった。久しぶりの屋外で力みもあったが、途中からセンター方向にいい打球もあった。しっかりとした練習ができたと思います」

 9スイング目にバックスクリーン手前へ、32スイング目は左中間席へ。バットを振る度に、将来の虎を背負っていく打者の弾道を取り戻した。

 井上は佐藤輝より学年は3つ下だが、プロでは1年先輩。昨季は高卒1年目ながらウエスタンで出場した69試合すべてで4番に座り、リーグ2位の9本塁打をマーク。1軍でも6試合に出場し、10月16日のヤクルト戦(甲子園)ではプロ初安打初打点も記録した。「1年間やってきた部分というのは自分でもあるので、そこは負けたくないという気持ちもあります」と鳴尾浜での自主トレ中に語っていた。

 年上のスーパールーキーとは、右翼の定位置を争う仲。ただでさえ糸井や中谷、陽川、高山ら実績のある先輩たちが占めている定位置だ。さらなるアピールへ、井上は表情を引き締めた。

 「もっと右中間方向への打球を増やしていきたい」

 誰にも負けない。野手最年少19歳は、パワーだけでなくテクニックでも魅せる。

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