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【田尾安志 タイムリーCheck!】圧巻だった伊藤将&梅野の配球 TV解説で読みを外された私は4タコだった… - サンスポ

鮮やかなG戦完封を飾った阪神・伊藤将(右)と梅野のバッテリー=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也)

(セ・リーグ、阪神3ー0巨人、15回戦、阪神9勝6敗、14日、甲子園)中日、阪神、西武で通算1560安打を放ち、初代の楽天監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(68)は伊藤将司投手(26)、梅野隆太郎捕手(31)のバッテリーの〝あうんの呼吸〟について言及し、配球の妙味を絶賛した。

伊藤将の素晴らしい投球に尽きる試合だった。彼にとっても、今季最高の投球だったのではないか。一番良かったのは、右打者にも左打者にも、内角へしっかり投げ込めていたこと。味方の援護点が多ければ、できる投手もいるが、立ち上がりからこの投球をできる投手は、そうはいない。投げろというのは簡単だが正確な制球がなければ、死球になったり、甘く入って痛打されたりする。伊藤将を見ていると、その心配は全くなかった。

試合はテレビ解説をしながら、自分が打席に立っていたら、次は何を狙うか予想した。ご覧になった方もいたかもしれないが、これが、ことごとく外れた。私は4打数ノーヒットだっただろう。逆に言えば、それだけ、伊藤将-梅野のバッテリーが打者の読みを外していた証拠。巨人唯一のチャンスだった四回2死二、三塁も打ち気にはやる増田陸に対して、初球チェンジアップでタイミングを外して打ち取った。見事な配球だ。13日の西勇に伊藤将、さらに青柳もいる。阪神の先発陣は間違いなくリーグ屈指だし、さらに、救援陣の充実も目を見張る。

攻撃でも大山不在の打線だが、佐藤輝、ロハス以外は全員が小技を使える。〝小回りの効く〟打線で、ベンチもいろんなサインを出せる。最近、佐藤輝が目立っていない点に不満を感じるが、面白い攻撃ができる布陣になっている。ヤクルトとの差はまだまだ大きいとはいえ、追いかける5チームでは阪神がNO・1の戦力だ。相性の悪い広島との戦いをうまく運べば、かなりの位置までヤクルトに迫るのではないか。

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