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渋野日向子の今季初メジャーで4位タイに貢献した“ユーティリティーの信頼度” - e!Golf(イーゴルフ)

 海外女子メジャーの今季初戦「シェブロン選手権」で4位タイに入った渋野日向子。米国ツアーでも距離の長い難コースとして有名なミッションヒルズCCダイナショアトーナメントコースで、渋野の好成績を支えたのはロフトを上げたユーティリティーでした。

「このコースでは戦えない」

 2年前に同じコースで開催された海外メジャー「ANAインスピレーション」で渋野はそう感じたそうです。結果は51位タイでした。しかし、今年は2日目を終えて単独トップに立つなど優勝争いの主役になります。3日目に「77」を叩いて21位タイまで後退しますが、最終日は「66」をマークして4位タイで試合を終えました。

 もちろん、スイング改造にともなう渋野自身の成長もありますが、2年前とはクラブセッティングも変えています。2年前はアイアンを5番アイアンまで入れて、ユーティリティーは4番(22度)、5番(26度)にしていました。しかし、昨年からアイアンを6番からにしてユーティリティーを5番(26度)、6番(30度)にしています。

 今大会で渋野選手の活躍を支えたのがロフトを上げたユーティリティーでした。「シェブロン選手権」にはパー3が4ホールありましたが、最終日の場合、そのうち3ホールのティーショットで渋野選手はユーティリティーを選択しました。166ヤードの5番ホールでは6番UT、167ヤードの8番ホールでも6番UT、そして181ヤードの17番ホールでは5番ユーティリティーで打っていました(各ホールのヤーデージは最終日のもの)。このコースは特にパー3が難しいと言われており、池越えの5番ホールなどではダブルボギーを叩く選手も多いのですが、渋野選手は4日間を通してパー3で3つのバーディーを奪っています。ボギーも4日間で4つありましたが、ダブルボギーはなく、無難にパー3をまとめていました。ちなみに2年前は4日間でバーディー1つのボギー3つでした。

 2年前と比較するとフェアウェイウッドも5番ウッドを抜いて7番ウッド(20.5度)を入れており、ウッド全体をロフトアップしている傾向があります。アイアンの本数を少なくなくして、ロフト30度以上のユーティリティーやロフト20度以上のフェアウェイウッドを使うことは、アマチュアのセッティングにも良いお手本となるでしょう。

ドライバー/G410プラス(ロフト/9度 シャフト/スピーダーNX-S)
フェアウェイウッド/G425 MAX(3W/14.5度、7W/20.5度シャフト/スピーダーNX-S)
ユーティリティー/G425ハイブリッド(5U/26度シャフト/スピーダーTRハイブリッド)
ユーティリティー/G425ハイブリッド(6U/30度シャフト/スピーダーTRハイブリッド)
アイアン/i210(番手/6I-9I シャフト/MCI 80R)
ウェッジ/グライド3.0(46度、52度、54度、58度 シャフト/MCIマイルド105)
パター/シグマ2アンサー

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