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日本代表ロコ・ソラーレ、準決勝進出王手 米国に「コンシード」勝利…17日スイス破れば自力突破 - スポーツ報知

◆北京冬季五輪 ▽カーリング女子 日本10ー7米国(16日・国家水泳センター)

 女子の1次リーグ(L)が行われ、世界ランク7位の日本代表で、18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレは、世界ランク6位の米国が10エンドでコンシードを求め10-7で勝利した。通算5勝3敗とした。7―3の第7エンドで4点を失って同点に追いつかれたが、その後再び米国を突き放した。17日の最終戦・スイスに勝てば、自力で2大会連続の1次L突破が決まる。

 第1エンドで後攻の日本は最終投で米国がナンバー1、2、3を持つピンチを迎えたが、スキップの藤沢はナンバー1を取って1点を先制した。

 さらに第2エンドでは日本がスチールで3点を加えた。先行の日本はハウス内に2つのストーンがある状態で米国の最終投へ。相手に1点を取らせる作戦だったが、米国がまさかの失投で手前の石に当たってしまい、日本に3点が転がり込んだ。米国は第3エンドで2点を返した。

 日本は第4エンドで再び2点を加えた。米国がナンバー1、日本がナンバー2の状態で迎えた日本の最終投。スキップの藤沢が投じたストーンは、ハウス内のほぼ中心へ。そしてナンバー1だった米国の石に少し当たって動かし、日本のストーンがナンバー1、ナンバー2となって2点を追加して6―2とし、第6エンドも1点を加えた。

 ところが7―3の第7エンドで同点に追いつかれた。アメリカに4点を奪われて7―7の同点となった。アメリカのストーンがハウス内に4つある状態で、日本の最終投を迎えた。藤沢は相手に3点を渡す覚悟で米国の2つのストーンを園内から出そうとしたがダブルテイクアウトはできず、1つは円内に残ってしまった。結局アメリカは最終投で4点を奪った。

 7―7の第8エンドは日本の最終投でナンバー1が米国、ナンバー2が日本だった。藤沢が米国のナンバー1を押し出して、再び2点を入れて突き放した。

 第9エンドもスチールで1点を加えて3点リードで第10エンドを迎えた。

 今大会、ここまでの日本は10日の1次L初戦で、前回女王のスウェーデンに5―8で敗れ、黒星スタート。11日はカナダに8―5で勝利し、12日にはデンマーク、ROCともに逆転勝ちした。13日の休養日を挟み、14日は午前中に中国と10―2、午後は“眼鏡先輩”擁する韓国に5―10で敗れた。15日には回大会の3位決定戦の相手・英国に第8エンドのコンシードで、4―10で痛恨の黒星を喫していた。

 女子は1次リーグが大混戦となっており、16日午前中の時点で、突破を決めているのがスイスのみだった。勝敗数で並んだ場合は、当該チーム同士の対戦成績。さらに並んだ場合は、ラストストーンドロー(LSD)平均距離を比べるドローショットチャレンジ(DSC)で決める。

 過去の結果から見ると、出場国が10チームになった2002年ソルトレークシティー大会以降、男女ともに1次リーグで6勝以上したチームは必ず準決勝に進出。女子は02年大会、14年ソチ大会、18年平昌大会は5勝4敗が突破ラインとなっていた。

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