12日
22時19分
香港の空港デモ影響で全便欠航
世界有数の利用者がいる香港の国際空港は、「逃亡犯条例」改正案に抗議するデモの影響から、１２日夕方、搭乗手続きが終わった便などを除く全ての航空便の運航を取り消しました。
香港の国際空港では「逃亡犯条例」の改正案に対する抗議活動が９日から続く中、香港の航空当局は日本時間の午後５時ごろ、搭乗手続きが終わっている便などを除く全ての航空便の運航を取り消しました。
全日空が１２日夜と１３日早朝の香港と成田・羽田を結ぶ４便を欠航にしたほか、キャセイパシフィック航空は運航取り消しが１３日朝の便まで続く可能性があるとしています。
１１日、街中で行われたデモでは、参加者の女性が衝突で右目に重傷を負うなど、あわせて４５人がけがをしており、ＳＮＳ上では「女性のために空港に集まろう」との呼びかけが広がっていました。
「重大な暴力犯罪であり、テロの兆候が表れ始めている」（中国国務院香港マカオ事務弁公室）
一方、中国政府で香港を担当する香港マカオ事務弁公室は、１２日、会見を開き「重大な暴力犯罪であり、テロの兆候が表れ始めている」と強く非難しました。さらに、「香港は、すでに重要な時期を迎えている」「暴力犯罪行為には容赦しない」と述べ、抗議活動を抑え込む姿勢を強調しました。
2019-08-12 13:02:00Z
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3749739.html
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