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29年の汗と涙、生きた ドーハの歓喜再び、首位突破:中日新聞Web - 中日新聞

スペインに勝利し、決勝トーナメント進出を決め喜ぶ日本代表ら=ドーハで(共同)

スペインに勝利し、決勝トーナメント進出を決め喜ぶ日本代表ら=ドーハで(共同)

 1点のリードを守る7分間の後半ロスタイム。「最後の1分くらいにドーハの記憶は出てきた」。ベンチ前で戦況を見つめた森保監督の脳裏に「ドーハの悲劇」がよぎっていた。疲弊から土壇場で追い付かれ、W杯初出場を逃した悔しさをピッチ上で味わってから29年。だが今は、違う結末を選手たちと描き出すことができる。

 「悲劇」の年に生まれた伊東は隙あらばボールを奪いに向かい、堂安も臆することなく前に出た。森保監督は「時代は変わったなと、選手たちが新しい時代のプレーをしてくれていると思った」と感心しつつ、「前半から出た選手たちがつなぎ、後半の勝利につながった。みんなでつなげた勝利」とたたえた。

 酸いも甘いも積み上げてきた日本サッカーの歴史が成果になった。守備時に両サイドを下げて5バックとする3バックで今大会初めてスタートしたのは、森保監督が指揮した昨夏の東京五輪の経験から。準決勝で0−1で敗れたスペイン戦を教訓に主将の吉田は「五輪で4バックで対戦して難しいということで、3バックで我慢するプランだった」。選手やスタッフと考えを擦り合わせてきた。

 それでも立ち上がりからパスワークを許し、序盤に失点。ボールを圧倒...

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