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例えば、ITツールの中でよくあげられる「トラックマン」は軍事技術を応用して作られたもので、プロ野球では平成26年から各球団で導入が進められました。
「トラックマン」などの導入により、投手は投球やボールの回転数、球の軌道のほか、投げるときの手首の角度などもデータとして見ることができるようになりました。
こうしたデータを基に、フォームの改善やフォームを作るためのトレーニングなどをすることで、技術や能力が上がってきているといいます。
与田さんは「例えば『ボールの回転数が上がりすぎて変化球が本来狙っているところ以上に曲がってボールになっている』などデータで確認し修正することができる。こうしたことが技術力がアップする要因になっているのではないか」と分析しています。
一方、元日本ハムの田中賢介さんは、投手の技術力が上がったことに加え、打者の評価指標の変化がノーヒットノーランを生み出しやすい環境にさせている可能性があるとみています。
それが出塁率と長打率を足し合わせた「OPS」という評価指標で、数値が高いバッターはよりチームの勝利に貢献しているとされ、近年は「打率」より重視される傾向があると言います。
田中賢介さんは、三振してもいいから長打を打つ。2本のヒットより1本の長打を狙うという打者心理を挙げたうえで「昔で言う1番や2番の打者は、ゴロ、ライナーを打ちながらヒットを確実に打っていたが、今は角度をつけて長打を狙うようなスイングが増えてきている。そうすると、長打は増えるがヒットが出なくなる傾向になる。ノーヒットノーランが出やすい仕組みに今なっているのかもしれない」と話しています。
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