ブルージェイズ菊池雄星投手(30)が今季初勝利を挙げた。11連勝中だったヤンキース打線を相手に6回78球を投げ、3安打1失点、7奪三振1四球。今季5試合目の登板で白星をつかんだ。

初回は先頭のラメーヒューにいきなり中前打を許したが、続くジャッジをチェンジアップで空振り三振、リゾを二ゴロ併殺に打ち取った。2回はスタントンから2者連続三振を奪い3者凡退。3回に先頭のギャロにソロ本塁打を浴びたが、その後も落ち着いた投球を続けた。

1点リードの6回には、1死三塁のピンチを背負ったが、ジャッジにはフルカウントから外角低めの直球で見逃し三振。さらにリゾを97マイル(約156キロ)の直球で三邪飛に打ち取り、脱した。

防御率は4・35となった。