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秋山が日本球界復帰を決断 メジャー復帰かなわず - スポーツ報知

 パドレス傘下3Aエルパソを退団していた秋山翔吾外野手(34)が18日(日本時間19日)、日本球界復帰を決断したことが関係者の話で明らかになった。近日中に帰国する予定という。

 秋山は2019年オフに、西武から海外FA権を行使してメジャーに挑戦。メジャー30球団で唯一、日本人選手が所属したことのなかったレッズに総額2100万ドル(約28億2500万円)の3年契約を結んだ。西武時代には2015年にNPB最多のシーズン216安打を放つなど、4度の最多安打に輝いた安打製造機だったが、渡米初年度が新型コロナウイルスで開幕が遅れるアクシデントに始まり、自身の故障などもあって2021年までの2年間で142試合の出場にとどまり、打率も2割2分4厘、本塁打0で、開幕前にレッズから戦力外通告を受けて退団。5月に入ってパドレスとマイナー契約を結び傘下3Aエルパソに合流。16試合の出場で打率3割4分3厘、3本塁打、21打点と調子を取り戻していたが、新型コロナウイルスに感染して離脱していた。

 当初からの契約でもあった1か月間で昇格出来なかったことで退団。数日、メジャー球団からのオファーを待つとしていた。

 NPBに加入できる期限は7月31日。レッズを退団した際に古巣・西武の渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)は、「本人が日本でまたやると決めるんだったら、ウチとしても当然、戦力として考えている。(帰国した際には)しっかりオファーは出す」と話していたが、ソフトバンクなどが獲得に乗り出す可能性もあり、復帰先が注目される。

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