羽生結弦、震災１０年「花は咲く」エキシビションで心込め―世界フィギュア - 時事通信ニュース

2021年03月29日06時21分

　【ロンドン時事】フィギュアスケート世界選手権の上位選手らによるエキシビションが２８日、ストックホルムで行われた。男子３位の羽生結弦（ＡＮＡ）は東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」のメロディーに乗り、一輪の花を手にして心を込めるような演技を披露した。
　羽生は被災地の仙台市出身。大会開幕前の記者会見で震災から１０年という節目に関して問われた際、「１０年だからこそということではなく、（自身の演技が）何かのメッセージだったり、心が動くきっかけになったりしてくれたらいい」と話していた。
　初出場で２位と健闘した１７歳の鍵山優真（星槎国際高横浜）、女子の紀平梨花（トヨタ自動車）や坂本花織（シスメックス）も華麗に舞った。

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