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中日退団の平田良介、冒頭で謝罪「誤解を生むような発言、申し訳ありませんでした」改めて現役続行を宣言:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

現役続行を宣言した平田

現役続行を宣言した平田

 中日から戦力外通告を受け自由契約になった平田良介外野手(34)が30日、自身のYouTubeチャンネルで、現役続行を改めて宣言した。

 「このたびは記者会見で誤解を生むような発言をして申し訳ありませんでした」。動画の冒頭では5日の記者会見についてスーツ姿で頭を下げて謝罪した。

 続けて「僕が記者会見で皆さんに伝えたかったことというのは、とりあえず現役でやりたい、プロ野球選手としてまだまだ自分はやれると思っていますし、プロ野球として活躍したかったというのを第一に伝えたかったということです」と決意を語った。その後で「うまく言葉にすることができずに皆さまの誤解を招くような発言、記事のとられ方をしたのですごく反省しています」とも振り返った。

 自由契約に至った経緯については「立浪監督から引退をするか自由契約をするかという選択をさせてやると言っていただいて、家族や周りの皆さまと話し合い、僕も周りの意見としてもやれるところまでやればいいんじゃないかという話をいただき、現役を続行したいという結果にいたりました」と説明。

 今後については「次のプロ野球チームに呼んでいただくことがあれば、また今まで通り後輩と一緒に練習したり、切磋琢磨(せっさたくま)し、また僕自身も日本代表選手やオールスターに選ばれたりしたことで他球団の選手とも交流があり、話を聞いたことがある。その経験とベテランとならではの経験を後輩達に伝えていけたら良いな」と思いを語った。

 今季は出番が少なかったが、現役続行を決意した理由として、東京ドームの巨人戦で丸佳浩のフェンス直撃の打球を二塁に送球し一塁で止めたプレーや甲子園で阪神アルカンタラの速球を左翼へ本塁打したシーンを挙げ、「まだまだ自分自身できるところっていうのもあるので、引き際ではないなと思いましたので、現役続行を希望しました」と語った。

 応援してくれたファンに対しては「17年間の中日での現役生活を応援してくださったファンの皆さまの声援というのは、今でも忘れません。その声援がすごく自分の力になったというのは、ほんまに今でも昨日のように思い出せますし、力になったのは皆さまに感謝していることです」と感謝の思いを表した。

 最後に「まだまだファンの皆さまに恩返しというのはできてないと思います、来年もプロ野球選手としてプレーできた時には平田良介の活躍を持って、皆さまの応援の恩返しにしたいと思います。これからも応援よろしくお願い致します」と締めくくった。

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