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【有馬記念】クロノジェネシスの動きに斉藤崇調教師笑顔なし「どうしても物足りなく見えます」 - スポーツ報知

◆有馬記念追い切り(22日、栗東トレセン)

 第66回有馬記念・G1(26日、中山)出走馬全頭の最終追い切りが22日、東西トレセンで行われた。史上初の春秋グランプリ4連覇が懸かるクロノジェネシスは、栗東・CWコースで予定通りの併入フィニッシュ。管理する斉藤崇調教師は慎重なコメントを発したが、グランプリ女王が残り4日でどこまで万全の態勢を取り戻せるか、玉木宏征記者が「見た」。枠順は23日に行われる公開抽選会で決まる。

 女王が復活Vでラストランを飾るのか―。凱旋門賞で7着に敗れたクロノジェネシス。1週前追い切りの後、斉藤崇調教師は「馬場が重くタフな競馬だったので、疲れた部分があるかなと思います。一番いい頃と比べると動きが物足りません」と指摘。慎重な姿勢を崩さなかっただけに、短期間でどこまで体を使えるようになっているかが気掛かりだった。

 最終追い切りは厩舎所属の団野(レースはルメール)が騎乗。栗東・CWコース6ハロンからヒンドゥタイムズ(5歳オープン)を2秒4も追走したが、残り1ハロンを過ぎて並びかけてから併入へ。6ハロン81秒1(7ハロン97秒2)―11秒9で、ゴール後も少し気合をつけられていたのが印象的だった。

 先週は馬体を併せるシーンもなく併走馬を抜き去っていただけに、今週こそは好内容に思われたが、斉藤崇師に笑顔はなかった。「いい時と比べると、並びに行くときの感じであったり、並んだ後の感じがどうしても物足りなく見えます」とトーンが上がってこない。

 トーンダウンする動きとは対象的に、担当の和田助手は良化傾向を感じ取っている。「先週追って、前後のバランスがつながってきました。今までで一番カイバ食いがよく、当日はプラス体重になると思いますが、筋肉量が増えて太くはありません」と過去最高の出来である可能性も示唆するほどだ。

 史上初のドリームレース4連覇を手土産に花道を飾ることができるのか。トレーナーからは「いつも通り一生懸命走ってくれるとは思いますが、フランスでは苦しい思いをさせたので、楽しんで走ってくれたら」と最後まで強気な言葉は出てこなかった。最終決戦まで残り4日。最後の最後で現役最強の女王が意地を見せるか。(玉木 宏征)

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