パラ・トライアスロン男子、宇田秀生が「銀」…日本勢で初めて - 読売新聞

　東京パラリンピックは第５日の２８日、トライアスロンの男子（運動機能障害ＰＴＳ４）で宇田 秀生（ひでき） （３４）（ＮＴＴ東日本・ＮＴＴ西日本）が銀メダルを獲得した。トライアスロンでのメダル獲得は日本勢で初めて。

　パラリンピック初出場の宇田は、スイム（７５０メートル）を１２分５２秒で上がって８位につけると、得意のバイク（２０キロ）で一気に３位へ浮上。最後のラン（５キロ）では前にいたスペイン選手を中盤で抜き去り、１時間３分４５秒の２位でゴールした。

　宇田は滋賀県甲賀市出身。２０１３年に仕事中の事故でベルトコンベヤーに右腕を巻き込まれた。１５年にレースデビューし、同年のアジア選手権で優勝すると、その後も数多くの国際大会で表彰台に乗った。トライアスロンは２０１６年リオデジャネイロ大会から正式競技に採用された。

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